イタリア工場見学
イタリアの工場を見学してきました!
行く前のイメージではイタリアの人たちはワイワイと陽気に仕事をしているイメージでしたが、皆さん黙々と仕事をしている職人ばかりでした。
が、何かを聞けば丁寧に答えてくれたり、教えてくれたりと言葉は通じませんが身振り手振り、なんとなく通じるものがありました。日本でフレームを組んでいるというと日本の額縁事情やどんなものが人気なのかと逆に多くの質問を受け、職人の物事を追求する姿勢は見習うものがありました。
もちろん、お昼になるとしっかりゆっくりと食事をとります。
また、たくさんの新作サンプルも見せてもらいましたので、次回のシリーズはまた面白いものを揃えることができそうなので今からとても楽しみです。
箔貼りをしているところ。職人技ですね。
街の中にも当たり前のように額縁屋さんがたくさんありました。
街の区画ごとに小さいお店があり、その奥が工房になっていて作業をしていました。
今回目的はイタリアのフレーム事情を知るためでしたが、結果としては満足できるものでした。
イタリアも経済状態があまり良くなく、フレームのメーカーが倒産したり合併したりと様々あるようでしたが、私が見たものは悪い中でもいいものを作ろうとする職人たちの心意気と、物作りに対する真摯な態度でした。
それと食事にかける情熱も。昼ごはんにパニーニを食べるといったらちゃんとパスタと肉を食べないとダメだと叱られました。(それ以来、昼になるとずっとそのことをいじられました)
工場の屋上のようなところ。こんなところで仕事ができるイタリアの人たちがうらやましい〜